最近の学内の様子
コロナ感染拡大後、ゆっくりと社会が動き始めた昨今ですが感染者数は再び増加傾向にありまだまだ油断できなき状況です。
そして、これに追い討ちをかけるように九州、長野、岐阜などを豪雨が襲い甚大な被害をもたらしました。
被災地の一日も早い復興を心よりお祈りいたします。
現時点での各地区の支部長からの報告では、幸い被害にあわれた会員の情報は寄せられてません。
もしも被害にあわれた会員がいらっしゃいましたら同窓会にご一報ください。
さて、こうした厳しい状況下ではありますが、学生達の「歯科医師になる。」という夢への歩みは足踏みできません。
現在の学生、教員、大学の取り組みの一端をご報告いたします。
歯学部は4月2日に6年生のオンライン講義の説明がなされましたが、あれから早いもので3ヶ月半が過ぎようとしております。
この間、段階的に各学年のオンライン講義がスタートし、いよいよ6月より分散登校が始まり、ようやく学内に学生たちの姿が見られるようになりました。
しかしJRの便数と車両数が限られている為、三密防止の観点から各学部間で登校学生の調整がなされており、学生数はまだまだ限定されております。
そんな限られた状況の中、各学年の講義はオンラインと対面が組み合わさったハイブリットな形で行われております。
実習に関してはソーシャルディスタンスを図る為、対面に座ることにならないように、実習室を二つに分けてオンラインでしたり、実習人数を減らして行っております。
また臨床実習はオンライン模擬実習の形を取るなど試行錯誤して実施いるようです。
学生たちが一番多く集まる食堂はまだ学生には開放されておらず、一人ひとりお弁当を用意して登校しておりました。
問題はこれから始まる6年生の卒業試験や国家試験などの各種試験に向けてどう学力を身に付けて行くかと言うことです。
レポート提出で済んでしまう学科でなないので、学生たちの学力を上げていくにはどうしたら良いのかその本質が問われるこれからの数ヶ月になることでしょう。
そんな厳しい状況ですが、逆境の時ほどその力が問われますのできっと成果を上げてくれるだろうと期待しております。
その為には同窓会として全力で応援させていただきますので、後輩たち学生には是非、心を強く持って目的、目標達成の為、頑張ることを切に願うところです。
以下に現在の歯学部の様子を掲載します。
蓑輪隆宏
6年生ハイブリッド講義(19名登校、56名オンライン講義)
1年生ハイブリッド講義(17名登校、78名オンライン講義)
3.4年生臨床基礎実習(半数、マルチメディア基礎実習室)
6年生模擬試験
5年生臨床実習
2.3.4年生オンライン講義(全員、オンライン講義配信ステーション)
卒業判定基準試験
1年生講義 蓑輪先生
5年生臨床推論(半数オンライン)
食堂
2年生 1F.2F基礎実習室(全員サテライト運用)音声および画像を1Fから2Fへ転送